@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00005027, author = {安田, 早苗}, journal = {表現学部紀要, The bulletin of the Faculty of Representational Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 筆者は、「和光大学表現学部紀要22 号」(2022年)に「「具体」が子どもの美術を参照した理由についての一考察」を執筆し、子どもの美術と前衛美術との関わりについて論じ、子どもの美術と、童詩雑誌『きりん』の関わりが深いことを述べた。『きりん』との関わりでは特に、子どもの美術作品が多く掲載された橋本学級では、詩の時間が多く、自らの感覚を言語化する活動に馴染んでいたことがわかった。平成29(2017)年告示小・中学校学習指導要領(1)では、全教科で言語活動の充実がもとめられている(2)。しかし、図工・美術科はそもそも表現力をはぐくむ活動であり、その意義が感じにくく、取り入れる方法もよくわからない。平成20(2008)年学習指導要領改定の図画工作解説では、図画工作における言語活動について「形や色、そこから生じるイメージを、言葉のように扱いながら、思考したり、表現したり、コミュニケーションしたりする活動」(3)と書かれていている。これは、いわゆる一般的な言葉を使わないということなのだろうか? 言語活動は表現活動にとって重要なのか、重要とすればなぜなのか、またその有効な手立てとは何なのかについて、2022年6月22日に、中・高美術の教員免許取得者に対して、和光大学教授松枝到氏に講演をしていただいた。その講演記録をもとに論じていくこととする。丸数字は、2 章以降に引用するため、筆者が便宜的につけたものである。}, pages = {107--124}, title = {言語活動と表現 : 美術科教育から見た一考察}, volume = {23}, year = {2023}, yomi = {YASUDA, Sanae} }