@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00005010, author = {池野, 正晴}, journal = {和光大学現代人間学部紀要, Bulletin of the Faculty of Human Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 筆者の教職生活・研究生活をふり返り、教育学研究について、研究的実践家と実践的研究者、教育人間学の問題設定との関連、人間モデルの教育観と実存モデルの教育観、問題解決型学習における問題の生成過程の改革・多様な考えの生かし方・まとめ方などの視点から整理しました。 教育現場に身を置く時代には研究的実践家の意識のもと、また、大学での研究では実践的研究者の立場として、教育現場の教育や教師に役立つ理論を構築しようとしてきました。教育実践の方向を決定づけるものに、教育観及び人間観(子ども観)、学力観があります。それらにより、教育実践の様相は大きく異なってきます。本稿は、自分の教育現場でのスタンス(教育観・子ども観・学力観)や教育実践及び教育現場の教師たちとの協同研究をふり返り、理論的に整理し続けてきたものです。 特に、算数の授業づくりについては、「自ら考えみんなで創り上げる算数学習」を提唱するに至りました。「自ら考えみんなで創り上げる算数学習」は、単なるレディメイドの算数を教え込むことではなく、子どもたちみんなで「算数を創る」(Do Math)問題解決型の学習を言います。問題解決型の学習において子ども達の活動を主体化させる二大要件とも言うべきものとして①問題の生成過程、及び②解法・解の発表・練り合い過程のあり方について究明してきました。}, pages = {182--199}, title = {教育学研究をふり返って : 研究的実践家と実践的研究者として}, volume = {16}, year = {2023} }