@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00004913, author = {一瀬, 早百合}, journal = {和光大学現代人間学部紀要, Bulletin of the Faculty of Human Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究の目的は障害の気づきから療育機関につながる経緯を明らかにし、親の体験から支援のあり方を提示することである。研究方法は2~7 歳までの障害児をもつ母親78 名を対象にグループインタビューを実施し、知的障害を伴う自閉症スペクトラムを中心とした68 名の内容分析を行った。その結果、親自らが相談行動を起こす群と支援者の促しによって行動する群との二つの相談行動のパターンに分か、障害告知へのショックの程度や障害の意味づけに差異があることが明らかとなった。支援者の促し群は〈成長への期待と不安の葛藤〉や〈ショック〉の反応が強いこと、〈もっと早く対応していれば〉という悔恨の念を抱いていた。インテーク面接などを通してより丁寧な相談経過を把握し、「親自ら行動群」か「支援者促し群」かのアセスメントが重要であり、求められる支援は一貫して安心して通うことができる場所や親の気持ちのサポートであった。}, pages = {109--124}, title = {障害の気づきから療育機関につながるまでの親の体験 : 早期発見・早期療育のプロセスにおける支援のあり方に着目して}, volume = {15}, year = {2022} }