@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00004570, author = {村山, 和之}, journal = {表現学部紀要, The bulletin of the Faculty of Representational Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究ノートは、バローチ人とともにバローチ民族の片翼を構成するブラーフイ人によって話されているブラーフイー語の概要を、音韻、名詞、形容詞、代名詞、数詞にわたって、現地調査の結果として報告するものである。 ブラーフイー語Brāhuī とは、ドラヴィダ語族北部ドラヴィダ語派に属する言語で、パキスタンのバローチスターン州、スィンド州、アフガニスタン南東部、イランのスィースターン・バルーチェスターン州に居住するブラーフイ人の母語である。 ブラーフイ人の故地は、バローチスターン州を南北に貫く中央ブラーフイー山脈であり、その語域は北部をイラン語派のパシュトー語、西部をイラン語派バローチー語、東部をバローチー語とインド語派のスィンディー語、南部をスィンディー語によって取り囲まれた孤島の様相を呈している。 本稿では、パキスタン・バローチスターン州のブラーフイー語に見られるサラーワーニー方言Sarāwānī(北部、中央部)、ジャラーワーニー方言Jhalāwānī(南部)、ラフシャーニー方言Raxshānī(西部)、スィンディー方言Sindhī(東部)の中から、南限は中央ブラーフイー山脈中の旧都カラートKalāt 周辺から、北限は州都クエッタQuetta にまで及び、公共放送や刊行物の標準的言語となるサラーワーニー方言を扱う。, 研究ノート}, pages = {153--171}, title = {バローチー語と同様に : 21世紀のブラーフイー語文法概要を作る試み(1)}, volume = {18}, year = {2018}, yomi = {MURAYAMA, Kazuyuki} }