@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00004505, author = {殿岡, 泉}, journal = {表現学部紀要, The bulletin of the Faculty of Representational Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, わが国の17世紀のオランダ風俗画に関する研究が盛んになるにつれて、レンブラント、フェルメールらの知名度の高い巨匠たちの作品とならんで、この二人以外にも秀でた多くの画家たちが紹介されてきた。オランダ、南部の中心都市ドルドレヒトで活躍したニコラース・マース(1634~1693年)もその一人で、その独自な作品の数々も頻繁に紹介され、しだいに注目されてきている。 私はそのような展覧会で実見することのできたマースの絵画を中心に据えた、二つの試論を書いてきた。今回の小論では、彼の作品の中でも、女性たちを主人公とした風俗画の初期の絵画表現の独自性を全体的な展望のもとに提示したい。すなわち、彼の40点前後と推定される最初期からドルドレヒト時代の風俗画の一覧表を作成し、それを基礎として、師レンブラントの造形モティーフを吸収しながら、彼独自の風俗画が形成された過程を考察してゆこうと思う。, 学生論文/the articles of students}, pages = {167--179}, title = {17世紀オランダの画家ニコラース・マースの女性たちを主人公として描いた風俗画の再検討}, volume = {13}, year = {2013}, yomi = {TONOOKA, Izumi} }