@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00004111, author = {佐野, 誠子}, journal = {表現学部紀要, The bulletin of the Faculty of Representational Studies}, month = {Mar}, note = {40020496056, application/pdf, 義楚の編んだ仏教類書『義楚六帖』における志怪引用の状況を調査した。『捜神記』、『宣験記』、『冥祥記』といった六朝志怪については、先行する仏教理論書『弁正論』や仏教類書『法苑珠林』に引用される資料からの孫引きがほとんどであり、文字の校勘に使える可能性はあるものの、新たな佚文資料を含んではいなかった。しかし、『列仙伝』、『博物志』、『感応伝』、『集異記』などにおいては、独自の引用も行っており、一部に佚文資料が含まれていることを明らかにした。仏教が外典に博物的な知識を求めていたがために、『博物志』、『集異記』といった書の佚文が残ることとなったのだろう。また、同種の博物知識を伝える書である『漢武洞冥記』についても大量の引用があるが、紙幅の関係もあり、別稿を用意する予定である。, 研究ノート}, pages = {55--71}, title = {『義楚六帖』所引志怪資料について}, volume = {15}, year = {2015}, yomi = {SANO, Seiko} }