@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00004095, author = {大橋, さつき}, journal = {和光大学現代人間学部紀要, Bulletin of the Faculty of Human Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 自閉症スペクトラム障がい児(以下ASD児)は、自分の身体を取り巻く環境を、安定し構造化された空間としてとらえることに困難を示すと言われている。一方、筆者はインクルーシブな活動として、Frostigらによる「ムーブメント教育」を基に身体表現活動の要素を活かして独自に発展させた「創造的身体表現遊び」を実践してきたが、その中で、ASD児の空間関係把握能力と運動能力に関係性があり、「創造的身体表現遊び」はそれらの発達を促進するとの仮説を得てきた。 そこで、「創造的身体表現遊び」に継続的に(3年間で26回)参加したASD児3名(開始時5~6歳)を対象に、活動開始時と終了時におけるMEPA-Rと空間関係把握検査の結果について分析した。実践したプログラム内容や対象児らの様相に関する記録と照らし合わせて考察した結果、対象児の空間関係能力と共に、模倣や移動にかかわる能力が向上したことが明らかになった。ASD児の運動支援のあり方として、空間関係把握能力の獲得に結びつく能動的な運動体験を継続することの意義が考察された。}, pages = {41--55}, title = {「創造的身体表現遊び」における自閉症スペクトラム障がい児の身体運動能力の検討}, volume = {9}, year = {2016} }