@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00003736, author = {米田, 幸弘 and YONEDA, Yukihiro}, journal = {和光大学現代人間学部紀要, Bulletin of the Faculty of Human Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、高度経済成長期から安定成長期にかけて、階層の上下を問わない勤勉な働きぶりが注目された日本人が、「一億総中流社会から格差社会へ」「日本的雇用のゆらぎ」と評されるような2000 年代の社会変動の中で、その労働倫理をどのように変化させてきたのかを検討する。具体的には、労働を社会的義務として捉える「労働義務感」の強さが、社会階層によってどのように異なっているのかを、ランダムサンプリングに基づく全国調査であるWVS2000 とSSP2010 の時点間比較によって検証した。その結果、2010年には、若年男性の世帯年収が低い層において労働義務感が低下していることが明らかになった。また、若い世代では労働義務感が「ハプニング的成功観」や「社会貢献的労働志向」とより強く関連するようになっており、低階層の生活条件と価値志向の変化との交互作用によって労働倫理の変容が生じている可能性が示唆された。}, pages = {41--54}, title = {労働倫理の階層化の検証 : 労働義務感に着目して}, volume = {7}, year = {2014} }