@article{oai:wako.repo.nii.ac.jp:00001967, author = {川上, 華代 and KAWAKAMI, Hanayo}, journal = {和光大学現代人間学部紀要, Bulletin of the Faculty of Human Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、「問題や症状が維持され、変わらない学生の姿」に疑問を持ち、現代学生の心理的特徴とその支援について先行研究を概観した。多くの先行研究から、現代学生の心理的特徴として、葛藤を抱えられない断片的なこころの構造があり、身体化や行動化が生じやすいというメカニズムが見出された。また、そのようなこころの構造や現代の密着した親子関係などによって、主体性が育ちにくく、修学・進路の課題を抱えやすいことも示された。学生相談では、これらの特徴を理解した上で、洞察を促す従来の心理療法モデルに固執するのではなく、またニーズや要求に即座に応じるサービス的な支援に偏ることのない、柔軟で粘り強い支援を行っていくことが重要であるといえる。また学生の心理面・修学面での支援を一層有効なものにするためには、学生相談室の活動のみに留まらず、学内全体の学生支援体制を模索していくことが望ましいといえる。, 研究ノート}, pages = {141--153}, title = {現代学生の特徴と学生相談についての一考察 : 問題や症状が維持され、変わらない学生の姿から見えてくるもの}, volume = {6}, year = {2013} }